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教授ご挨拶
初代教授である三笠桂一先生の後任として、2022年3月から教授を務めさせていただいている笠原 敬と申します。
感染症内科学講座は2002年~2003年に香港を中心に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)をきっかけに当初は感染症センターとして設立されました。以来、約20年間に渡り、40人以上の医局員を受け入れ、主に奈良県の感染症診療の発展に努めてきました。
私たちの業務は細菌やウイルス、真菌や寄生虫など様々な病原体を原因とする感染症の予防と治療を主とし、診療、教育、研究と多岐にわたります。
感染症内科学講座の理念としては、「人々が健康に暮らせるよう、最善の感染症診療と感染防止を提供する」こと、そして「そのために優れた感染症専門医を1人でも多く育成し、全国の感染症専門医育成機関のロールモデルとなる」ことを掲げています。
私自身もまだ若輩者ですし、感染症内科学講座自体もまだ20年弱の歴史しかない若い組織ですが、上記の理念を胸に、教室員一丸となって頑張って参りますので、よろしくお願い申し上げます。
教授
笠原 敬